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一人暮らし10年目。恥ずかしながら、最初の5年くらいは「掃除が苦手な人間」だと思っていた。
週末にまとめてやろうとするから嫌になる。疲れていたらやらない。気づいたらホコリが積もってる。そのサイクルを延々と繰り返していた。
変わったのは3年前だ。きっかけはロボット掃除機を買ったことだったが、それ以上に「掃除に対する考え方」が変わった。今では毎週同じ時間に掃除できているし、週末に「やらなきゃ」と憂鬱になることもなくなった。
ルール1:「掃除の時間を作る」をやめて「ついで掃除」にした
以前は「土曜の午前中に掃除」と決めていた。でも土曜の午前中は眠かったり、どこかに出かけたかったりする。結局やらないまま、部屋が汚れていく。
今の考え方はこうだ。「掃除のために時間を作らない。別の行動のついでにやる」。
具体的には以下の「セット」を作った。
- 朝起きてすぐ洗面所を使った後 → シンクをハンドソープの泡で軽く磨く(30秒)
- お風呂から出た後 → スクイージーで壁と床の水を切る(1分)
- トイレを使った後(週2〜3回) → トイレットペーパーでタンク・蓋をさっと拭く(30秒)
- 料理をした後 → コンロとシンク周りをキッチンペーパーで拭く(1分)
毎日の生活動作にくっつけてしまえば、「よし、掃除しよう」という気合が不要になる。合計で1日5〜10分程度の手間だが、これをやり続けると週末に大掃除する必要がほとんどなくなった。
特に効果が高かったのがお風呂のスクイージーだ。毎日水気を切るだけで、カビが全く生えなくなった。以前は月1回の浴室大掃除が必要だったのに、今は2〜3ヶ月に1回軽くこするだけで済んでいる。
ルール2:ロボット掃除機に床掃除を完全に任せた
3年前に買ったのはAnkerの「Eufy RoboVac 11S」。当時の価格は約16,000円だった。
今は後継機が出ているが、基本的な考え方は同じだ。毎朝7時にタイマーで自動起動。外出中か仕事中の間に床の掃き掃除を終わらせてくれる。僕が帰宅するころには床がきれいだ。
使い始めて最初に気づいたのは「床にものを置かないようになった」ことだ。ロボット掃除機の邪魔になるから、床には椅子と家具以外置かない習慣がついた。これが部屋を広く保つ副作用になった。
Eufy RoboVac 11Sを3年使って感じた弱点も正直に書く。
- 段差に弱い(ラグの縁で引っかかることがある)
- ゴミ収集ボックスが小さめで週1〜2回の掃除が必要
- マッピング機能なし(ランダム走行)なので取りこぼしがある
ただ毎日動かすことで、取りこぼしは問題にならない。2日分のほこりを一気に取るより、少量のほこりを毎日取る方が実際には清潔が保てる。ロボット掃除機に「完璧を求めない」「毎日少しずつ動かす」が正しい使い方だと思っている。
床掃除以外のホコリ対策
ロボット掃除機が苦手な棚の上・テレビ周り・窓枠などは、月1回まとめてやる。使っているのはニトリの「マイクロファイバーはたき」(約600円)。静電気でほこりをつかんでくれるので、モノを動かす手間が最小限で済む。
ルール3:洗剤を「ウタマロクリーナー1本」に絞った
以前の洗剤棚はカオスだった。キッチン用・浴室用・トイレ用・窓用・カビ取り……6〜7種類の洗剤がズラリと並んでいた。種類が多いから「どれを使えばいいか分からない」→「面倒になって掃除しない」という流れができていた。
今は「ウタマロクリーナー」1本に統一している。キッチン・浴室・洗面所・窓・壁・床と、ほぼ全ての場所に使えるマルチタイプの洗剤だ。価格は300円程度。コスパも申し分ない。
使い方はシンプルだ。スプレーして30秒待って拭き取るだけ。洗剤を選ぶ手間が消えたことで、「よし掃除しよう」のスイッチが格段に入りやすくなった。
例外として使っているのは2つだけだ。
- トイレの便器内部:スクラビングバブル超強力トイレクリーナー(月1回)
- 排水口のぬめり取り:パイプユニッシュ(月1回)
この2箇所はウタマロクリーナーでは効果が弱いため、専用品を使っている。それ以外は全てウタマロクリーナーで対応できる。
週1回だけやる「まとめリセット」の日
ついで掃除で毎日維持しつつ、週1回だけ「まとめリセット」をやる。金曜の夜か土曜の朝、30分だけだ。
内容はこれだけだ。
- ロボット掃除機のダストボックスを掃除する(5分)
- ウタマロクリーナーでキッチン・洗面台・浴室をざっと拭く(15分)
- 窓を1箇所拭く(月1回は全窓、それ以外は気になるところだけ)(5分)
- 玄関を掃く(5分)
これで「1週間のリセット」が完了する。月に2〜3時間かかっていた週末の大掃除が、週30分×4回=計2時間になった。時間は同じくらいだが、「1回に集中してやる」から「分散してこまめにやる」に変わったことで、心理的な負担が大幅に減った。
掃除道具の置き場所を「使う場所の近く」にした
洗剤と道具がまとまって洗面台の下に収納されていたときは、「取りに行く手間」で行動が止まっていた。
今はこの配置にしている。
- 浴室:スクイージーをシャワーラックに吊る
- 洗面台:ウタマロクリーナーを洗面台の隅に置く
- キッチン:ウタマロクリーナーと使い捨てクロスをコンロ横に置く
- トイレ:トイレクリーナーとブラシをタンク横に置く
「使う場所にある」だけで、行動のハードルが大幅に下がる。見た目が少し生活感が出るかもしれないが、掃除できない方が問題だと割り切っている。
10年目にして気づいた掃除のシンプルな真実
「やる気があるときに頑張る掃除」は長続きしない。「やる気に関係なく自動的に動く仕組み」を作ることが大切だ。
ロボット掃除機は毎朝7時に動く。ついで掃除は生活の動作にくっついている。洗剤は1種類で選ぶ必要がない。この3つが揃ったことで、僕はようやく掃除から「嫌なもの」という感情が抜けた。
大掃除より小掃除。やる気より仕組み。これが一人暮らし10年目の結論だ。
